「はっ!?」
「甘いもの。
そうだな、パティスリー・
ルナのケーキとかがいいな。
すぐ買って来てくれ」
梓はオレの命令に目を
白黒させてる。
めんどくさくなったオレは
ダメ押しで、
「コラ。
上司命令が聞けないってのか?
オレが行けって言ったら
すぐ行く。
そうだろ、副社長秘書?」
「な…………」
梓は軽く眉を吊り上げた
ものの、結局は諦めたのか
『わかりました』と低く呟いた。
立ち上がり壁にかけた
スプリングコートを
つかんで、小さくドアを
開けて部屋を出ていく。
「………よしよし」
満足げに頷いて、オレも
梓が戻って来るまでつかの
間の休息をとるべく、
見ていた資料を閉じた。
「甘いもの。
そうだな、パティスリー・
ルナのケーキとかがいいな。
すぐ買って来てくれ」
梓はオレの命令に目を
白黒させてる。
めんどくさくなったオレは
ダメ押しで、
「コラ。
上司命令が聞けないってのか?
オレが行けって言ったら
すぐ行く。
そうだろ、副社長秘書?」
「な…………」
梓は軽く眉を吊り上げた
ものの、結局は諦めたのか
『わかりました』と低く呟いた。
立ち上がり壁にかけた
スプリングコートを
つかんで、小さくドアを
開けて部屋を出ていく。
「………よしよし」
満足げに頷いて、オレも
梓が戻って来るまでつかの
間の休息をとるべく、
見ていた資料を閉じた。

