《完》Honey*TRAP!! 〜副社長の甘い罠 LAST・TRAP〜

すると社長は、どこか
柊弥に似た穏やかな笑みを
浮かべて、



「いいのよ。

あなたには一度お礼も
したかったの。

柊弥がいつもお世話に
なってるんですもの」



「お世話なんて……。

副社長のサポートをする
のは、あたしの務めですから」



あたしは秘書。


だからそれは当然で、
別にお礼を言ってもらう
ようなことじゃない。



だけど社長は『いいえ』と
即答して、



「役目だからと言って
しまえばそれだけだけど……。

でもどんな仕事も、決して
それだけじゃないのよ」



「え?」



思わず聞き返したあたしに
社長は続けて、