見守ってくれた三浦さんや
社長に、『ありがとう』を。
きっかけをくれた美香子
さんにも、『ありがとう』を。
そして他でもない、こんな
あたしを愛し支えたいと
言ってくれる柊弥に、
とびきりの『ありがとう』
と『愛してる』を。
それら全部の想いを
込めて、あたしは柊弥に
囁くんだ。
何度でも、何度でも。
「オレも愛してる、梓」
応えてくれるその声が、
あたしの心を震わせる。
「お前とじゃなきゃ、もう
オレの世界は成り立たない。
オレは過去にも、本気の
恋愛はしてきたと思ってた。
だけどお前と出会って
気づいたよ。
今までの恋は、本気の
本気じゃなかった。
真剣だったけど……本気で
欲しいっていうのとは
違ったんだって」
社長に、『ありがとう』を。
きっかけをくれた美香子
さんにも、『ありがとう』を。
そして他でもない、こんな
あたしを愛し支えたいと
言ってくれる柊弥に、
とびきりの『ありがとう』
と『愛してる』を。
それら全部の想いを
込めて、あたしは柊弥に
囁くんだ。
何度でも、何度でも。
「オレも愛してる、梓」
応えてくれるその声が、
あたしの心を震わせる。
「お前とじゃなきゃ、もう
オレの世界は成り立たない。
オレは過去にも、本気の
恋愛はしてきたと思ってた。
だけどお前と出会って
気づいたよ。
今までの恋は、本気の
本気じゃなかった。
真剣だったけど……本気で
欲しいっていうのとは
違ったんだって」

