鼓動が早鐘のように
速くて、頬も熱を持った
ようにカッカと熱い。



恥ずかしさや、嬉しさ。



色んな感情がごちゃ混ぜに
なって、あたしの心を淡い
マーブル模様に染めてた。



バタバタ足音を立てて
コーヒーメーカーまで
移動しながら、あたしは
朱くなってるに違いない
頬を隠すのに必死だった――。




     ☆☆☆☆☆




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