「愛してる、柊弥」
あたしは間近で柊弥の瞳を
見つめた。
そして――驚きをあらわに
するその唇に、深く、
自分の唇を重ねた。
唇から伝わる柊弥の
鼓動が、あたしのそれと
重なって溶け合う。
トクン、トクン。
少しだけ速いあたたかな
音が、あたしの体に
安らぎを満たしていく。
「信じられなくてゴメン。
独りよがりだったあたしを
許して」
キスの合間に、心からの
謝罪を込めて囁いた。
……降りてくる沈黙。
柊弥はもう、キスも抱擁も
拒もうとはしてない。
あたし達はいつものように
――ううん、いつも以上に
熱く、お互いを求め続けた。
あたしは間近で柊弥の瞳を
見つめた。
そして――驚きをあらわに
するその唇に、深く、
自分の唇を重ねた。
唇から伝わる柊弥の
鼓動が、あたしのそれと
重なって溶け合う。
トクン、トクン。
少しだけ速いあたたかな
音が、あたしの体に
安らぎを満たしていく。
「信じられなくてゴメン。
独りよがりだったあたしを
許して」
キスの合間に、心からの
謝罪を込めて囁いた。
……降りてくる沈黙。
柊弥はもう、キスも抱擁も
拒もうとはしてない。
あたし達はいつものように
――ううん、いつも以上に
熱く、お互いを求め続けた。

