いつかのその問いに答える
ためにも、オレは動き出し
たんだから。
動き出したら動き出した
で、金曜の梓は様子が
おかしくて、どうにも気に
かかって仕方ないが……
だからと言ってオレの進む
道に変わりがあるわけじゃない。
オレの進む先は――
手に入れたいものは、
ひとつだけだ。
「そのうち話す。
本当に、ちゃんと」
そう遠くない未来、オレは
答えを見つけてるつもりだから。
「だから――…」
『だからもうしばらく
待っててくれ』
そう言おうとした時だった。
――ピンポーンという
インターホンの音が、
リビングに響き渡った。
ためにも、オレは動き出し
たんだから。
動き出したら動き出した
で、金曜の梓は様子が
おかしくて、どうにも気に
かかって仕方ないが……
だからと言ってオレの進む
道に変わりがあるわけじゃない。
オレの進む先は――
手に入れたいものは、
ひとつだけだ。
「そのうち話す。
本当に、ちゃんと」
そう遠くない未来、オレは
答えを見つけてるつもりだから。
「だから――…」
『だからもうしばらく
待っててくれ』
そう言おうとした時だった。
――ピンポーンという
インターホンの音が、
リビングに響き渡った。

