当たり前だ。
両方“田山さん”なんだから。
「あ…………」
どうしよう。
声をかけたはいいけど、
ここからなんて説明したら
いいんだろう。
この状況で、どうやって
美香子さんと話をできる
ようにする……??
イベント後に直接声を
かけてきたあたしを、
二人は驚きの表情で見てる。
と同時に、不審者だと
思ったのかスタッフらしい
人があたしの方に歩み
寄ってきた。
まぁホントに不審者だろうけど。
(どうしよう……!)
焦って言葉に詰まってた時。
あたしの耳に、信じられ
ない言葉が聞こえてきた。
「キミはもしかして――
先日、高城クンと一緒に
いた……?」
両方“田山さん”なんだから。
「あ…………」
どうしよう。
声をかけたはいいけど、
ここからなんて説明したら
いいんだろう。
この状況で、どうやって
美香子さんと話をできる
ようにする……??
イベント後に直接声を
かけてきたあたしを、
二人は驚きの表情で見てる。
と同時に、不審者だと
思ったのかスタッフらしい
人があたしの方に歩み
寄ってきた。
まぁホントに不審者だろうけど。
(どうしよう……!)
焦って言葉に詰まってた時。
あたしの耳に、信じられ
ない言葉が聞こえてきた。
「キミはもしかして――
先日、高城クンと一緒に
いた……?」

