(あの人……こないだ
柊弥と一緒にいた――!?)
そう。
見間違いなんかじゃない。
一瞬だったけど、脳裏に
焼きついて離れない顔だから。
――間違いなく、あの時
ロビーで柊弥と一緒に
いた、あの女の人だ――!
(な、なんでテレビに
なんて映ってんの……!?)
あたしは店頭に駆け寄って
かぶりつくように画面を
見つめる。
どのテレビも音は消して
あって話してる内容は
わからないから、画面に
出てくるテロップを真剣に
読んだ。
名前は“田山美香子”って
いって、何かのイベントで
インタビューされてるん
だってことはわかった。
(田山……?
なんかどこかで
聞いたような……)
柊弥と一緒にいた――!?)
そう。
見間違いなんかじゃない。
一瞬だったけど、脳裏に
焼きついて離れない顔だから。
――間違いなく、あの時
ロビーで柊弥と一緒に
いた、あの女の人だ――!
(な、なんでテレビに
なんて映ってんの……!?)
あたしは店頭に駆け寄って
かぶりつくように画面を
見つめる。
どのテレビも音は消して
あって話してる内容は
わからないから、画面に
出てくるテロップを真剣に
読んだ。
名前は“田山美香子”って
いって、何かのイベントで
インタビューされてるん
だってことはわかった。
(田山……?
なんかどこかで
聞いたような……)

