《完》Honey*TRAP!! 〜副社長の甘い罠 LAST・TRAP〜

要領よく仕事をこなす
柊弥が出す判断としては
それはあまりに意外で、
あたしは戸惑いを感じず
にはいられない――…。



「……本当にいいんですか?」



控えめにもう一度尋ねた
けれど、柊弥は迷うこと
なく首を縦に振った。



「あぁ。

招待状にも出席で
返事しておいてくれ」



「………わかりました」



ここまでハッキリ答えられ
たらそれ以上言うことは
何もない。



あたしはその招待状を
自分のデスクに置いた。



すぐに次の郵便に目を
通し出したけど、胸の
内では何だか変な胸騒ぎが
して、落ち着かなかった……。





     ☆☆☆☆☆



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