「じゃぁ近くまで送るよ。もう暗いし。」 ── ─── 「このへんで…家そこなんで。」 「ぁ、わかった。じゃあな。彼氏と仲良くしろよ。」 「はいっ。ありがとうございましたっ!」 彼女はペコッとお辞儀をして夜中の薄暗い道を走っていった。 僕は彼女の姿がなくなるまでずっとみていた。 end. ==> 次の㌻はあとがき