「兄貴~こいつが可愛いとか、死んでも ゆったらだめだって」 俺は笑いながら兄貴に言う。 「なによ、それ!もー大地なんて大嫌い」 かれんがそう言って俺を睨んでくる。 けど プイッと 俺からすぐ目を逸らして また兄貴と楽しそうに話してる。 俺は、かれんと兄貴の横で2人をみつめる 最近気づいたことは… かれんは…兄貴の前では、いつもより ずっと“女の子”なんだ。