【俊哉】


気付くと朝になっていた。


そのまま寝ちまったんだな…



だるい体を起こして学校に行く準備をした。



いつもより時間に余裕があった。

いままでは樹里んちまで迎えに行くのに早めに家を出てたから…


樹里と元に戻るまで俺は迎えに行っちゃいけないような気がする……



ケータイを閉じたり、開いたりを繰り返していた

もう樹里からはメールや電話は来ないとわかっていても…




俺は樹里のコトを考えながら学校に行った。