「来た道戻れば帰れるよ?」 「来た道なんて覚えてない……ごめん」 このまま、私は餓死しちゃうのかな? って訳ないな 「彼氏をおいて自分の世界に入らないでくれる?」 ちょっと上を見上げるとすぐ近くに俊哉の顔があった。 近い近い近ーい 「……お母さんに電話しなくちゃ」 赤くなっている顔を見せないように離れて顔をそらしてPocketからケータイを出してお母さんに電話をした。 呼び出し音がなってる時に、俊哉から 「後でみてろよ」 とブツブツ言ってるのが聞こえたけど、聞こえないふりをした