♥俺様彼氏と鈍感彼女♡


「来た道戻れば帰れるよ?」


「来た道なんて覚えてない……ごめん」

このまま、私は餓死しちゃうのかな?

って訳ないな


「彼氏をおいて自分の世界に入らないでくれる?」


ちょっと上を見上げるとすぐ近くに俊哉の顔があった。

近い近い近ーい

「……お母さんに電話しなくちゃ」

赤くなっている顔を見せないように離れて顔をそらしてPocketからケータイを出してお母さんに電話をした。

呼び出し音がなってる時に、俊哉から
「後でみてろよ」

とブツブツ言ってるのが聞こえたけど、聞こえないふりをした