♥俺様彼氏と鈍感彼女♡



俊哉は足をピタリと止めて私の方に顔を向けた。


「樹里……ゴメン……」

優しい俊哉に戻ったような気がした


「なんで、俊哉が謝らなくちゃならないの? 謝るのはウチのほうだよ…ごめんなさい」

私はそう言って少し頭を下げた


「そうかもしれないな… でも、樹里を1人にさせた俺が悪い 俺にヤキモチ妬かせたのは樹里だけどな……」


「っえ?」


「とぼけたってダメだからな樹里チャン」

俊哉はいつもの王子スマイルで俺様っぽく言った

「ヤキモチ……なんで妬いちゃったの?」


「樹里が俺以外の男に触られた……」

恥ずかしそうに俯いて言う俊哉が可愛く見えた


「カワイィ…」

あっ! やっちゃった

思っていたコトを思わず口に出してしまった。


声が小さめだったから大丈夫だよね



そう思い1人で安心していると俊哉が


「今の言葉が聞こえてないとおもって安心したしょ?」

と言って私の顔を覗き込んできた。