「また、先輩達にイジメられてる?」

今度は心配した表情だった。


「……違うけど…何で知ってるの?」



「俺が先輩達からのイジメ止めてやったんだせ☆」



「……っえ 本当に?」


「本当 いじめられてないなら何なの?」


そう言ってまた私の顔を覗き込んできた。


わたしが黙っていると少しずつ顔が近づいてくる


「言わないとこのままキスするよ?」


何で好きでもないのにキスするの?
私だけがドンドン貴方を好きになっちゃうよ?!



話の流れ的に今がチャンスだと思うから

自分の気持を伝える事にした