そして、いつのまにかにたくさんの先輩達に囲まれていた。


「王子様とどういう関係なの?!ちょっと仲良くなったからって調子乗ってんじゃねーよ!」


「えっっ?」


「とぼけてんじゃねー!!」

バンッ

顔に向かってバスケットボールがなげられた。
なんとか避けたから良かったけど…


どんな関係?って急に聞かれても『えっっ?』てなるに決まってるよ…


「ボーッとすんじゃねー!」

腕を引っ張られて無理やり掃除箱に入れられてがっちりテープで止められて出られなくされてしまった。


「フフッ 王子と仲良くするアンタが悪いんだよ!いい気味だ!」

そう言って去って行った…

「誰かー助けてー」

私は泣きながら助けを求めた

でも、もう遅いから誰もいない

あっっ…ケータイがあるじゃん!

ケータイを開けた瞬間『ピーピー』と音がなって電池が無くなってしまった。

最悪だ…このままどうなっちゃうのかな? 死んじゃうのかな?

そう思うと、涙が止まらなかった…

誰かー…


私は疲れてしまって意識を手放してしまった。









目が覚めたら“朝”だった