空色の天使

「美香、インターホン鳴らさないの?」





「あーいいのいいの。彼氏の家だから」







美香と彼氏の間には自由があるらしい。








「私入ってもいいのかな…」








ボソリと呟くと、




美香は『彼氏の家だからいいの』と、




さっきと同じ理由で中に入った。







「瞬ー!!」







瞬っていうんだ…




中はこざっぱりしていてキレイだった。