ガチャ







後ろを向くと








裕貴がいた…








「大貴、卒業おめでとう」






「裕貴もな…」





しばらく沈黙が続いた









「今日で全てが終わるんだね…」




「あぁ…」







「ねぇ…大貴、


それちょうだい?」







といって裕貴は第二ボタンを指差した






「もちろん

裕貴のために残しておいたから





裕貴のボタンもくれよ」







「僕もそう思った」







といって交換した