~苺~



教室に着いてもまだ、先生は、いなかった、とりあえず、席に着いて、梨花と話していたら、隣の席が敦だった……



「あ!苺」

「敦!
隣だったんだね☆」


「よろしくね☆」


「そちらのお友達は?」


「こっちは…「五十嵐梨花でぇす☆よろしくね☆」

見事に遮られた…


「僕は、新井敦です。よろしく」


「敦君は、苺、狙いなの?」

「はい。当たり前ですよ?」

「あら。堂々と、でも、苺は、そう簡単に落ちませんから」


「やってみないと、わからないでしょう?」
「どうかしらね?」


なんか、二人のあいだに火花が散ってる…


「あ!
きょ、今日、新しいクレープ屋さんできたって!
梨花行こう?」

なんとか違う話題に…

「そうなの?」

なんとか火花がなくなった…


「うん!行こ?」


「でも、ゴメン!
今日は、ムリ!」

「なんで?」


ガラガラ…

「おらー、座れー」


「ゴメン!
理由は、また、今度話すね!」

「うん…わかった」


席に座って考え中…


「んー…、どぉーしよ…」


「ぢゃぁ、僕と行く?」

「敦と?
いいよ!迷惑だし!」

「そぉだ!そぉだ!」
「梨花ちゃんには、関係ないよね?」