「あの子、超カワイくない!?」 「ヤバ・・・!」 「え、誰あれ?モデル!?」 ひそひそと話すクラスメイトたちの声は、 優子に届いていなかった。 あーあ・・・母さんも父さんも怒ってたなぁ。 家帰ったらぜったいお説教! まぁ、そんなの気にしなきゃいいだけなんだけどさぁ。 優子は気づいていなかった。 生徒たちがみな、振り返って優子をみていること。 男子からも女子からも、憧れのまなざしを向けられている。 二重の黒目がちな瞳。長いまつげ。 整った顔。 それを引き立てるメイク。