キミと恋の途中


「はい。両目2・0ね。」
「ありがとうございました。」

ペコッと頭を下げた

あっけな・・・・。



また陸斗のほうへ戻って話しこむ。

「どうだった?」
「ああ・・・。両目2・0.」
「あいかわらず目いいな~。」

うらやましい・・・と俺を見る。
「陸斗だっていいだろ?」
「いや。俺コンタクトだから。」
「えっ!?初耳だ・・・。」

知らなかった。

「次ー。長谷川。」

「俺、行ってくるわ。」
「ああ。」


意外だな。まさかコンタクトしてるなんて思わなかった。

ガラっ
体育館の扉を開けたくさんの人が入ってくる

あ・・・・。クラスの女子だ。

バシッ

「イッテ?!」
「ばーか。なに女子見てんだよ。もう検査終わったぞ。」
あのボードを手にした陸斗が後ろに立っていた
「見てねーよ!!」

俺は陸斗の足を引っ掛けた。

「うっわ。」
・・・・・こけた

「だっせ。」
ザマーミロ(笑)