Bautiful World ー真心を君にー






「おい。」




土方の突き刺すような視線で顔をあげる。




「……お前の正体知ったところで扱いは変わらねえ。ずっと部屋にいろ。飯は藤堂が運ぶ。いいな?」




隣で藤堂さんが凄く嫌そうな顔してますけど。



そう言ったところで何も変わらないので、黙って頷く。




……待って。
正体?



「私の正体は元から知ってたんじゃないんですか?何を今更…。」



土方が至極面倒くさそうな顔をする。



「説明すんのは面倒だ。」



そう言って切り捨てた後、藤堂になにやら指示を出す。

藤堂は嫌々ながらも立ち上がり、空音も立ち上がれと促す。
空音も黙って立ち、部屋を出て行く藤堂を追いかける。