どんどんとそうじろーの手が遠くなっていく。 空姉さんが愛してやまなかった空・・・・ 今は、雨雲で、空姉さんが泣いているようだった。 そうだ、空姉さんは「名前に負けぬほどの空」になりたがっていたように・・・ 私も、「空姉さん」に、なりたかったのかもしれない。 でも、今は・・・ すごくすごく、 空が遠く感じた。 ・・・・・どぼん。