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背中が堪えられないほどに痛い。
目の前には血の海が広がっており、その大半は空姉さんのものだと分かる。
不思議と深く斬られているはずなのに血は出ていない。
多分、そう感じているだけなのかもしれないけれど。
薄々と意識が薄れていく。
あ、死んじゃうのかなぁ。
・・・嫌、だな。
約束、したのにな。
そうじろーと、ずっと一緒って。
たんぽぽが咲き乱れる野原の情景を走馬灯のように思い出しながらもゆっくりと瞳を閉じていく。
・・・・・・・・・・・・や、だ。死にたく、ない・・・・・・・・・
「こっちももう限界か。んじゃあ、とどめといこうかねィ。」
「・・・何を、しているのですか」



