近藤は取っ組み合いに発展している二人を笑いながら自分が握っている布をみて、あることに気が付く。 「出雲のやつ、髪結いの布を忘れてってるぞ。」 「あ、じゃあ今から追いかけても間に合いそうだから、届けてきますよ。」 土方の拳骨をよけて沖田が答える。 「そうか、ならすまん。届けてきてくれ。」 「分かりました!!」 沖田は近藤から出雲の布を受け取り、走り出した。