「馬鹿は余計だが。仕事遅刻するぞ」


冬哉にせかされ着替えた



「永久。何かあった?」


「別に……あ。唄が俺達の学校に転入するって」



「ほんと!?わ〜い!」



新1人が騒ぎ冬哉は



「言えないなら無理に聞かない」



背中をポンと叩いた



冬哉や新のそういう気遣いが昔から好きだった



「と〜や!と〜わ!早く早く!」



新にせかされ俺と冬哉は小さく笑い走った