「ありがとう」 「唄ってお礼言ってばかりだね」 「言葉にしても足りないくらい感謝してる」 「対したことはしてないよ。そろそろ撮影あるから行くね。作曲頑張って」 詩稀は静かに扉を閉めた 再び1人でピアノと向き合い 「大好きだよ……」 曲が完成した