と思い いざあのクソ親父の家の前に立つと震えてインターホンすら押せない 善は急げ 私はひとつひとつ片付ける為にクソ親父を訪ねた いや、訪ねようとしていた 家に入ってまた前のように捕まったり クソ親父が何かして来たらどうしよう…… 私だけなら未だしも また詩稀や永久達に迷惑かけるようなことしたらどうしようと 不安に押し潰されそうでインターホンを押せないでいた