「ごめん…俺むきになってた。あいつに怜奈を取られるんじゃないかって…」


智は不安そうな目をしてた。


「私は岡本くんのこと友達としか思ってないし、それに、私は智だけだよ?だから安心して。」



智は優しく頷き、ごめんと謝って私の頭を撫でた。


「さ、帰ろっか。」


さすがに手は繋げないけど、私たちは2人仲良く学校を出た。


誰かに見られてるとは知らないで…