*春色バラード*


………慶太…。


「……頑張ってみる。

ありがとう。



…今まで本当にありがとう。」



「あぁ。



…まぁ万が一振られて、
あいつのことが忘れられたら、






戻ってきてもいいぞ?」




「……え…えっと…。」



「瑛菜が戻ってきたいなら……
だけど。


まぁ俺もこう見えてモテるから、
あんまり遅いと空きがないかもしれないけどな。(笑)」



「うん。(笑)

わかった。…ありがとう。」




じゃぁ。

と言って私は一人、部屋を出た。