桜色の初恋



「おう来たか」


いつものように笑顔で迎えてくれる先生。

その笑顔あたしはとても好きでした。



「来いよ、桜」

言われるまま近づく。

「え?」



とぐいっと腕を引っ張られて、先生の膝の上に座らされる。

どくんどくん

速くなる心臓。

まっすぐ見ることが出来ない。



「どうしたよ」

「いえ、何でもないです」

視線を下に落として答える。