ふと上を見ると、そこに広がるのは満天に輝く星達。

太陽の光を借りなくても一生懸命輝き続けている。


あの真っ暗な世界に

あたしはどんなに手を伸ばしても届かない。



そしてあの人も

決して手は届かない。



たとえ、

あの人があたしを想ってくれても――――