執事と共に雪遊びを。

「解けたっ」


少年が嬉しそう声を上げた


「コツはわかっただろう」

「うん。でも、これもやって」

春樹は、困惑気味に、けれど何処か楽しそうに差し出された知恵の輪を受け取った。