執事と共に雪遊びを。

「ついでにもう一つ決め手があります」

「何かしら」

「これです」


春樹は、今朝窓枠の向こうに置かれた花と、恵理夜が訪れた初日にくれた折り紙の花を差し出した。


「ガーベラ、ですね」

「そうよ」

「貴女は、この折り紙の花で、一連の花の話に注意を向けさせようとしたんでしょう」