執事と共に雪遊びを。

「もう一つは、文字です」

「文字?」

「文字が書かれた高さは、ここです」


タクミが落書きをして見せた高さだった。


「マナベさんの身長は、私と同じくらいでしたね。ですから、この高さに書くのは不自然でしょう」

「屈んで書いたのかもしれないじゃない」


春樹は、やれやれ、というように肩を竦めた。