執事と共に雪遊びを。

「さて……」


春樹は、ポットのお湯を交換するため、洗面台に向かった。

そして、残っていたポットのお湯を捨てた。

そして、眉を寄せる。


「どうして……」


大量の湯気で周囲は曇っているのに、鏡には水滴一つ着いていなかった。