あ~もう…。どうすりゃいいんだ。 『そうそう。また優奈をこっちの世界に連れ戻したくなったら手をたたきな』 ふと あいつの言った言葉がフラッシュバックしてくる。 手をたたく…。 パンッ 「へ??」 すげぇ 元に戻ってる…。 「おはよう。」 「え、あ おはようってあたし何してたの??」 「覚えてねぇのかよ…。」 「ゴメン。」 「委員会の途中で寝ちまったんだよ。」 「うそ…。ゴメン」