狼boyと兎girl

上を見上げると


「隆…貝?」


そこには入り口に居たはずの隆貝が居た。



隆貝の手は誰かの手を
掴んでいた。


「いい年こいて痴漢なんて真似してんじゃねぇぞ…」



隆貝はその手を捻った。


「イテテテ…もうしない!すまなかった!」


皆が痴漢者を見る。



そいつはいい年をした
サラリーマン。


そのサラリーマンは
次のバス停で降りた。