狼boyと兎girl

「先輩!?」


滝津先輩は手に
力を込めた。


「俺じゃ…ダメか?」



先輩はか細い声で言った。



「先輩のお気持ちは
すごく嬉しいです…

だけど私も好きな人と
つきあいたいし先輩も
もっと素敵な人と
つきあってください。」


私はちゃんと断った。



先輩は私から体を離して


「ごめんな。俺も頑張って佐上以上の奴見つけるわ!」



先輩はニカッと笑って
去って行った。


私も帰ろう…



そう思った瞬間


ガサッ

音が聞こえた。