狼boyと兎girl

「それ俺。名前書くの恥ずくてよ…」


滝津先輩は照れながら笑った。


「あの…用事って…」


「俺…佐上が好きなんだ…良かったらつきあってくれないか?」



今は7月。


蝉がミーンミーンと鳴いている。



「ごめんなさい…気持ちはすごく嬉しいんですけど…」


私は断った。



「そっかぁ…俺みたいな奴佐上には似合わねぇもんな!」


先輩は苦笑いをした。


「違うの!先輩にはもっと似合う人がっ…キャッ!」








私は先輩に抱きしめられた。