狼boyと兎girl

私は靴箱に向かった。



「…ッ!」


頬を一粒の涙が伝う。



何であの時隆貝は私に
キスしたの?



ハチマキを交換したって
事はあの子が好きなんだよね…



「ふぇ…グスッ…」


私は靴を履き門に向かって歩いた。



「佐上!!!」



後ろから声が聞こえる。






愛しい人の声。


しかし今は1番
聞きたくない声。