狼boyと兎girl

角を曲がったところに



「隆貝…」


女装をした隆貝がいた。




「佐上…」


気まずそうに私を
見上げた。


「そろそろ行かなくちゃ時間ないよ…」


「……………」



隆貝は動こうとしない。



「さっきのキスの事気にしてるの…?」


そう言うと隆貝の
眉がピクッと動いた。