小屋の中を見渡す。 「外から見たら小さく見えたけど案外広いのね」 後ろからついてきたはずの美里に話しかけた。 「美里さん?」 すると、口にハンカチのような物を当てられた。 意識が飛びそうになった。 毒か! 抵抗しようと暴れたがだんだん抵抗する力がなくなってきた。 気を失いがちに後ろを見ると、美里が微笑んでいた。