机に散らばった写真。


ジャキン…、ジャキン……。


写真を切る音が部屋に響いた。
殺意に満ちた瞳で、きざまれた写真を手に取る。

「ふふっ…あははははははははははは!」

紙吹雪のように写真を投げ、狂ったように笑いだす。

「全部……「私」「俺」が…アイツらを……」

















「殺シタ……」

風が窓を叩くように吹いた。