「じゃあ、これで失礼しますので」 深瀬さんの存在を消すかのようにわたしだけにお辞儀をして病室から去って行く やっと気分の悪い空間から解放された と一息吐いてベッドに倒れた あんまり関心はないけど日記を読み直そうかな 「・・・病室から出てみない?」 深瀬さんの期待を包んだようなその言葉に、わたしは疼いた。 何を考えているのか分からない深瀬さんが今考えている事をわたしは知りたい 「少し、ややこしくなるかもしれない。それでも良い?」 (二回目の病室の外は、一回目とは違うモノだった)