あの場所にたどり着くまで





「…で、拓也はここで何してんの?」





「いや…別に何も」




何もって、かなりココ
地元からかけ離れてると
思うんだけど。




あー、どうやって帰ろうか…





「なぁ」




「何?」



頭を触りながら拓也は




「これからどーすんだよ」




「どうって…帰る、かな」




元々、あたし帰ろうとしてたら
こんな変な場所にたどり着いた
訳で…




「ふーん、じゃあ」




じゃあ?