「はぁ~…」



とぼとぼ一人歩く帰り道。



さっき言われたコトが頭の中で
グルグル回ってる



『拓也』



この言葉を聞いた瞬間、
なんでかドキッってした



なんでだろ…



今、すっごく嫌な感じ。



隠していた、あたしの
本当のキモチが溢れ出す。