あの場所にたどり着くまで




「だから、華が悲しんだら困る」




そんな事考えてくれてたんだ…


翔太のくせに…





「な?華元気だせっ!」



ピースして翔太はニカッと
笑った




「うん、ありがとね」




あたしもピースした。




「んで、元気だせとか言いながら言うけど…」





「うん?」





「告白の返事どうだった?」






「ダメだった」





「そうか…」



うんと答えた

いつもなら、きっと
悲しくなるはずなのに

今は、スッキリしてた



「俺はさ、気持ち変わんないんだったら…す」


「いいの!もう!」



きっと、翔太は好きでいいよ
って言ってくれるんだと思うけど
もういいんだ

スッキリしたから、翔太のおかげで




「ありがと、翔太!」





「…?おっおう」




そしてあたし達は日が暮れるまで
海ではしゃいだ。