あの場所にたどり着くまで





[華Side]




次の日も結局
拓也は休みだった。



もしかして
選ばれなかったから
もう来ないんじゃ…



不安が立ち込める。




「翔太、何か知らない?」




「いや、休みとしか聞いてねぇわ」




翔太も心配なのか
いつもの笑顔ではない




「…そっか、」





今日、家に行ってみようかな…


あーダメダメ
多分行ってしまうと
もっと好きになっちゃう…


拓也には彼女がいる。


あたしはその応援したし
これ以上もこれ以下も
何もないんだから



「…華、あのさ」



翔太が口を開いた。




「何?」



どうしたんだろ…?
いつもの翔太とは
なんか違う…