あの場所にたどり着くまで




はじめは乗り気じゃなかった





「拓也くーん、」


美緒と呼ばれる奴が
俺に付きまとうように
なったのはいつ頃だろう…

確か、夏。


最初はウゼェって思ってた


…けど、華には
もう届かないって思い込んでて


きっと、そんな俺を
美緒は知っていたと思う。



あの日は相談に乗ってもらう為に
一緒に行った。


試合だったから
最初は断った

…けど